ご報告

私事で恐縮ですが、
この度、私すたーは柚さん(@Yuz_mi0918)と入籍いたしましたことをご報告させていただきます。
 
趣味繋がりで知り合い、同棲し日々を過ごしてきましたが、この方となら一緒に楽しく幸せな日々を過ごしていけそうだなと感じています。これからの日々も二人で一緒に支え合って、仕事も乗り越えていけたらと思っています。
 
遠征の頻度等は下がるかもですが、今まで通り、好きなものに対して真っ直ぐなまま、イベント等にも出没すると思いますので、引き続きお会いした際は宜しくお願いいたします。
 
すたー
 
P.S. μ's声優さんイベント等で仲良くさせてもらっているちゃいこさんにスペシャルな婚姻届を作ってもらいました。とても感謝です🙏
もちろん、本日入籍にしたのは、二人の共通の推しの誕生日だからです。のん╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮
聞いたところによると今日は一粒万倍日という良い日らしいです。スピリチュアルやね🌙
 

スクフェスACのススメ

この記事はラブライブ! Advent Calendar 2017の23日目の記事として公開されています。

昨日(?)の記事は、@Darsein_LL さんの「ラブライブの歌詞を可視化する」でした。

ラブライブ!の曲は特に、「今」と「いま」とか、漢字・ひらがな/カタカナの表記揺れ(意図的なものでしょうが)があったりするので、そういう変遷がありつつもその中で変わらないのが「私」や「夢」なのかなぁ、とか勝手に想像していました。

μ'sとAqoursの差もなかなか面白いですし、私的なイメージとしてもあまり違和感がない結果でした。

 

というわけで早速本題です。

スクフェスACとは?

スクフェスAC(アケフェスと呼ばれることも)とは、正式名称「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル〜after school ACTIVITY〜」の、アーケードゲーム(ゲームセンターでプレイするヤツ)です。

 

 

製作発表が2015/11/27のFinal Live発表直前あたり。飯田さんが去年のポタフェスだったかで言及してましたが(記憶が怪しい)、確か劇場版の打ち上げでは声も収録していて、プレイ体験できたそうです。

 その後、2016年3月からのスクフェスミニ感謝祭各地でのロケテ(ロケーションテスト、開発途中のものをユーザに触って貰いアンケート等に答えてもらう)や夏にはゲームセンターでのロケテを行い、2016/12/6に全国のゲームセンターで稼働開始しました。

 

稼働店舗は、そこまで多くありません(ないゲームセンターが大半)。

稼動店舗一覧 - 稼動店舗 - ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY~ 公式サイト | SQUARE ENIX

多くない理由は、基本的に1セットが筐体4台(サテライト3台+センター1台)であるためと思われます。この点は「気軽にやりに行ける」人が限られてしまうので、少し残念なポイントですね・・・。

稼働店舗については、有志でGoogle mapなどでまとめている人がいますので探せば見つかると思います。ただアップデートに追随する必要があるため、アップデートがすぐ分かるように監視しておくスクリプトでも作ろうかなぁと考えています(年末年始がんばります)。

というわけで、これよりスクフェスACのここが楽しいというポイントを8つお伝えします。


スクフェスACのここが楽しい

その1. 自分にあった難易度でプレイできる

下記はサテライト筐体(曲をプレイする)の遊び方です。イメージ的にはスマホスクフェスと似ています。

遊び方 - サテライト筐体で遊ぼう - ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY~ 公式サイト | SQUARE ENIX

所謂「音ゲー」と聞くと、敷居が高いように見えますが、スクフェスACのプレイヤーはやはりラブライバーが大半で、それぞれ自分の好きな難易度でプレイしています。フルコンをするために頑張る人、低難易度でALL PERFECTを取るために頑張る人、プレイは低難易度でまったり行いながら、(後述します)プロフィールカードに撮影できるポイントを虎視眈々と探している人、プレイスタイルは様々で、自分にあったプレイスタイルで皆楽しんでいます。


その2. μ'sの踊りが見れる

スマホスクフェスとの 大きな違いはやはり実際にμ'sの踊りが見れるところでしょう。

なんだかんだで穂乃果ちゃんたち9人の踊りが見れる機会は、シングルについてくるMVと、アニメ内でのダンスがほぼ全てで、残りはスクパラくらいしかなかったのではないかなと思います(二次創作等は別ですが)。そう考えても、やはりμ'sが踊るのが見れるコンテンツは貴重ですし、ありがたいですね・・・。

実際に踊りを見ていただけると分かるかもですが、私は初めて見た時からもう「かわいい‥」を発する機械になっていました。可愛いです。髪の毛の動きや影等もなかなかのリアリティで、(少しめりこんだりみたいなアレはありますが)ほぼ違和感もなく素晴らしい出来になっています。

 

もともとラブライブ!ではプロのダンサーさんが踊りモーションキャプチャ(?)したデータがあり、それをもとにアニメのCG等が作られていると聞いたことがある気がします(要出典)。恐らくはそのデータをもとに、スクフェスACのダンスもできていると思われます。

http://www.lovelive-sifac.jp/images/howtoplay/satellite/image02.jpg

ただ、プレイしていて、割と現実のライブに似てる気がするなぁ〜と個人的に感じることも(Music S.T.A.R.T!!が4thに似てる?等)。鶏が先か卵が先かという話かもしれないですが。

 

なお、「輝夜の城で踊りたい」「だってだって噫無情」では扇子を持ったパフォーマンスを見せてくれますし、「Marmaid festa vol.2〜Passionate〜」ではタオルをびゅんびゅん振り回してくれます。最高です。

その3. カメラの位置が変わる

シングルMVやアニメでは、基本カメラの位置はもちろん決まっており、その位置で見えない人は基本的に生のライブで見るしか踊りを見る手段はない状態でした。

が、しかしスクフェスACでは、その常識を覆す「カメラスキル」があります。スキルには2種類(メンバーフォーカス・ダンスフォーカス)がありますが、

・メンバーフォーカスが発動すると、1人のメンバーにカメラがズームされる

・ダンスフォーカスが発動すると、9人全体が見える位置にカメラが下がる

という効果が発動します。

メンバーフォーカス例 (iPodTouchで撮ったのでボケた・・・)

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ダンスフォーカス例

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みんな可愛いですね〜。

ちなみに、メンバーフォーカスには"正面フォーカス","左フォーカス","右フォーカス"の3種類があり、様々なズーム角度で楽しむことができます。

ダンスフォーカスは上記のように全体を俯瞰できるため、これを続けていると全員の踊りに加え「全体のフォーメーションがどう変わるか」等も見ることができ、本当にライブでもこの俯瞰カメラの映像も出してくれという声が一部で上がっていた気がしますが、やはり実際に見ても良いものです。

ちなみに上記のダンスフォーカスの絵ですが、Music S.T.A.R.T!!の1カットです。スクフェスMusic S.T.A.R.T!!をプレイされたことがある方は分かると思いますが、スクフェスMスタはBメロが終わった後サビ前に特殊な2拍が入りサビに移ります。スクフェスACも曲はスクフェスと同じであるため、上記特殊な2拍のフリが追加されており、上記絵はその1カットとなっています。

 

※現状のフォーカススキルは、基本的にはイントロ/アウトロでは発動しないため、残念ながら現在はAメロ~サビでのカメラ位置変更ができます。今後何かしらカメラの位置が変わる新しい仕組みの導入もあると思いますので、期待していましょう。

その4. 表情が豊か

 上記のメンバーフォーカスの東條希さんを見てかわいいと思った貴方、握手しましょう。

スクフェスACはみんなの表情も豊かです。笑顔で踊るところの可愛さはもちろん、ところどころにあるウインクは何人もの人を殺してきました。

さらに細かい点では、上記の笑顔の東條希さんの1カットは、タカラモノズのサビの「いまここで 見つけたタカラモノたくさんだね そうだね みんなの笑顔さ」の最後の"""笑顔さ"""の部分です。ここでμ's9人みんなが笑顔になります。歌詞も大切にしてくれていてとても嬉しい。

下記はだってだって噫無情のサビの「噫無常...この世界は悲しみに満ちてる」の扇子をぶん回しているところですが、みんなの表情がここで切なそうな表情になります。

f:id:star_tf:20171223014946j:plain

うおおおお(lost 語彙)


その5. 複数人で遊べる

スクフェスACは、協力プレイとして「2人プレイ」「3人プレイ」「9人プレイ」が用意されています。「9人プレイ」は、スクフェス感謝祭や、公式イベントでの特別な時にしかプレイできません(そもそも9台サテライト筐体がないとできませんが)。

「2人プレイ」「3人プレイ」はどこのゲームセンターでも3台はサテライト筐体があるため可能です。なお、通常は100円で2曲ですが、「2人プレイ」「3人プレイ」を行った時だけ100円で3曲プレイが可能になります。

1人だけのプレイでは、上記カメラスキルなどのスキルが3回までしか使えないですが、3人プレイになると9回使えます。9回使えると、ほぼAメロ〜アウトロ途中くらいまでカメラスキルやその他補助スキルが発動したままになり、色々な意味で得になります。

 

その6. ライブを撮影し、プロフィールカードとして残せる

 可愛い映像を見たら、それを残したくなりませんか?

スクフェスACでは、プレイした映像を「センター筐体」でリプレイし、撮影、プロフィールカードとして残すことができます。これができる点が通常の音ゲーとは一線を画す点でしょう。

遊び方 - センター筐体で遊ぼう - ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY~ 公式サイト | SQUARE ENIX

曲が流れ、迷惑にならない程度に踊りながらベストショットを撮影。センター筐体はタッチパネルになっていますので、撮影は撮影ボタンをタップするだけです。最初は反応しづらいこともあるかもしれませんが、徐々に慣れていくでしょう。

 

わたしが撮影したプロカを置いておきます。

 

Twitterでもハッシュタグ(#スクフェスACプロカ投稿)などで皆のお気に入りのプロカがよく投稿されています。また、スクフェスACプレイヤー同士が初めて会ったりすると、まずプロカを交換することが多いです。

 

 

その7. 新規イラストが可愛い

 ひと段落したμ'sにとって、新規イラストというのは本当に稀有なものでした。アケフェスは、それを定期的に提供してくれる本当にありがたさに溢れるコンテンツです。

まずはメインビジュアル。新衣装の「スクールユニティ」を身に纏ってのイラストです。新イラストに加え、新衣装まで実現してくれるとはありがたい限りです。

http://www.lovelive-sifac.jp/images/top/mainvisual161206.jpg

なお、昨日に来年から使用される新メインビジュアルが公開されました。衣装の詳細も語られていませんが、今後の展開に期待しましょう。

 

スクフェスACでは、スキルやメンバー衣装をカードの形で印刷できます。その際のイラストも全て書き下ろし。しゅごい。しゅごしゅぎる。

既存の衣装についても全て新規書き下ろしをしてくれています。感謝の舞。

https://pbs.twimg.com/media/DRT6IB2WsAEVKfW.jpg:large

https://pbs.twimg.com/media/C-EqiTYVoAA_AKX.jpg:large

https://pbs.twimg.com/media/DKjScM3UQAA1jnS.jpg:large

https://pbs.twimg.com/media/DRpsmCNUEAAHFfy.jpg

可愛いですなぁ・・・(語彙が不要)

その8. 声優さんも踊っていない曲のダンスが見れる

急遽増やしてしまいました。昨日発表された内容で、とうとう全原理(失礼)が待ちに待った、ダンス未披露曲のスクフェスAC実装が決定しました・・・!

http://img.sunrise-inc.co.jp/images/2017/12/201712221859028526.jpg

 ラブライブ!μ'sの曲は「ライブで披露されて映像に残っている曲」が大半ですが、

・「ライブで披露されたが映像に残っていない曲」(愛は太陽じゃない?/ぷわぷわーお!/Silent tonight等)

・「ライブで披露され映像にも残っているものがあるが特殊な披露形式(トロッコ等)のため踊りが披露されていない箇所がある曲」(タカラモノズ/Shangri-la shower等)

・「そもそもライブで披露されていない曲」(Paradise Live/HEART to HEART!等)

などが割とたくさんあり、μ's過激派(失礼)は(特に思い入れのある曲について)繰り返し見る場ができるのを無限に待ち続けています。

スクフェスACは、当初からタカラモノズという上記に合致する曲があったりしていて(個人的に)話題になっていましたが、やはり最後のポチの「そもそもライブで披露されていない曲」については、実装の望みは他に比べれば高くないと思っていました。

今回それが実装されることが決定したということで、他の(未披露)曲も実装される可能性は格段に上がったのではないかなと思います。それが実現されるかどうかは、これからの私たちユーザーの盛り上げ・盛り上がり方次第なのではないかなと思っています。


おわりに 

ちょうど今、1/8(月・祝)までAqoursの曲がプレイできる先行体験版(普通にお金はいりますが)も出ています。あくあのちかちゃんたち9人がStep, Zero to One!を踊っているのが見れるのはアケフェスだけ!(だよね?)

http://www.lovelive-sifac.jp/images/information/2017/a003f92376f3b962ce0955d8c341c7250196207d.jpg

 

もしかすると、スクフェスACに少し触れづらい理由に「プレイする人に原理っぽい人が多い」というのを挙げる方がいるかもしれません。それは確かに私も含めて個人的にもある程度そんな気はしていますが、逆に考えると、μ'sの供給が少なくなっている現在、そういう人はスクフェスACが心の数少ないオアシスなわけです。そういう人が何よりも恐れるのは「スクフェスACの終了」、深く考えてる人ほど、(それがAqoursのプレイだとしても)まず一番にはスクフェスACをプレイする人が増えることを望んでいます。是非、他の人のことは気にせずプレイしちゃって下さい。

たくさんの人がプレイすればするほど、スクフェスACの展開も色々進んでいくと思います。神田明神でのプレイイベントや映画館でのリアルイベントなども時折やっており、挑戦的なイベントも多く、今後にも大きな期待です。

 

Advent Calendarなのに技術的なことを何も書いていないので、ちょっと年末年始は色々コーディングに真剣になろうかな・・・

 

というわけで明日の記事は@psycommu_GGさんの「だって、いつでもヨハネは真実の存在なんですもの.......」です。わたしも割と不幸体質なので、善子ちゃんに少し親近感があります。楽しみにしましょう。

μ's声優さんとラブライブ!(曲)

この記事はラブライブ! Advent Calendar 2017の5日目の記事として公開されています。

昨日の記事は、@hogesakoさんのラブライブ!サンシャイン!! 「帯に書かれた物語」でした。
「みんなで叶える物語」という言葉には一家言あるので置いておくとして、Aqoursの新しい物語がどのような方向に進んでいくのか、帯で見ていくのも面白そうですね。
ちなみにμ'sだとShangri-la showerあたりの「私たちとあなただけの、最高のParadiseへ!」とか好きです。

はじめに

思えば1年前も12/5のラブライブ!Advent Calendar 2016を書いてました。2年前の12/5、転機という意味では大切な日でした。
https://gist.github.com/tomfuru/fd0b2b41257c4dfea984446bafb996d5


というわけで本題、今回のタイトルは「声優さんとラブライブ!曲」ということで、Aqours関連の記事が台頭する中でのμ'sオンリー記事です。実は明日12/6がスクフェスACの稼働1周年だったりするのでそちらを書こうかとも思いましたが、12/2にPileさんの武道館公演があったので、早めにこちらを書きたいなと思い立ちました。スクフェスACについては12/23に投稿予定です。

 

ラブライブ!曲という話題に加え「声優さん」をテーマにした理由は、わたしの2016のFINAL後〜2017年のイベント活動の大半はμ's声優のイベントだったためです。
FINAL後にμ's(ラブライブ!)の大きな要素である楽曲をライブで聴く機会は、もはや声優さんのイベントに行く他ありません。

9人の声優さんはそれぞれのソロや他ユニットの活動で精力的に活動されていますが、その活動を追いかけていると、片鱗にμ's時代に培ってきたことや、μ'sのあの子たちへの想いなどが表れてくる気がしています。
本記事では、9人それぞれのイベントにある程度参加してきた私が感じたことをつらつらと書いていきます。
ちなみに、論説とかではなくただの感想です。それぞれの声優さんのソロ活動の概要と、その活動内でのラブライブ!に関することにどんなものがあるかという参考程度で。


新田恵海さん

ライブを一言で表すとエモの塊。毎回MCが重い、想いの強さ故か。
昔から作詞作曲を自分でしてきて音大で学んでからの業界入り。音楽で生きる、音楽はやめないという強い気持ちがソロ活動の歌にも込められています。「きらめきを夢見て」「暁」「Shine」等自分で作詞作曲を手掛けている曲の想いのこもりかたは本当に一聴の価値アリです。

そんな新田さんがソロ活動で歌ったラブライブ!曲は下記です(2017/12/5時点)。
・2016/12/24 EmiRing◎Special Dec. ~Merry Christmas〜
- Snow halation
- これから
・2017/12/2 Pile Live at Budokan 〜Pile feat. ラブライブ!〜 (ゲスト参加)
- no brand girls
- Music S.T.A.R.T!!
- Silent tonight

あの日を忘れもしません・・・
穂乃果ちゃんと2人で歌った「これから」、FINALが終わって少し時が経って聴くこの曲は、"これまで"と"これから"の自分の覚悟について深く再確認させられました。
μ'sを大好きに想う気持ち、あの日々を大切に想ってくれているからこそ、歌ってくれたんだなと私は思っています。


南條愛乃さん

ソロ活動とfripSide活動とを両立する多忙なお方。全国ツアーが毎年のようにそれぞれであるので全通される方は相当大変。。。
作詞をかなりの曲でやっていますが、その素直な「嬉しさ」と「幸せ」の表現がとても心に響く。例えば"Recording."(歌詞)、これをライブで聴いてしまうと、普段曲を聴いている時も次のライブが物凄く楽しみになってくる。

ソロイベントでラブライブ!曲は2014年BDのLove marginalくらいでしょうか。わたしはまだ声優イベントに行ったことがない純粋な(?)時でした…
ソロでラブライブ!に関する曲と言えば「Simple feelings」、作曲黒須さん(ラブピ・それ僕など)作詞南條さんの1曲で、ラジオだったかで絵里の側面の意味も込めた楽曲だと言っていた気がします(歌詞見るとあぁぁぁってなりますが。1期8話を彷彿とさせてくれます‥‥)

何人かの人がμ'sのあの子たちへのメッセージ等も込めた楽曲を作っていますが、「曲にして残す」という意味は個人的に物凄く大きいと思っています。想いをブログに綴るよりももっともっと長く残ると思うので…。

南條さんとは違いますが、fripSideの話をすると、2年前の八木沼さんのBDイベントに行ったのですが、八木沼さんもラブライブ!のお陰で人が集まったという認識はもちろんしていて、「利用する」というわけではないがこの機会を最大限利用して色んな人に聴いてもらうという感じのお話をしていました。

 

内田彩さん

μ'sの中でも2本の指に入る「THE 声優」、「キャラを演じる」ことへの真剣さに関しては他の追随を許さない。
ソロアーティストとしてでも、曲に「入り込む」印象が強く、1stアルバム「アップルミント」や2ndアルバム「Blooming!」では本当にこれ全部同じ人が歌ってんの??と思うこと間違いない。

μ's曲としては、「October Festival 2015~秋の収穫祭~」と題したキャラソンメインライブにて「ぶる〜べりぃとれいん」を歌唱し、翌年のバースデイイベントで「それは僕たちの奇跡」を歌唱。

この方に関しては、ソロでそういう曲を歌うというよりは、演じて歌うという方向が合っているしその瞬間にまた「乗り移る」んだろうなぁ、と感じます。


三森すずこさん

圧倒的なパフォーマンス力によるミュージカルのようなライブ。他の声優さんのイベントに行っている人が口を揃えて「こんなライブ見たことがない」と言う。そんな人を惹きつけてならない「ミモリンワールド」が待っています。

ソロイベントでは、所謂「みもパ!」でキャラソンをよく披露していて、ダイヤモンドプリンセスの憂鬱、Snow halation、sweet&sweet holiday等が披露されたことがあります(残念ながら私は行ったことがないですが。。。次は行きたいなぁ)

三森さんの曲では「WONDER FLIGHT」


作詞が畑亜貴さんという言わばもう一人の「園田海未」であり、三森さんから海未ちゃんへの曲であると同時に、海未ちゃんから三森さんへの曲でもあるんだろうな、と感じています。
青と白がよくライブでは振られますが、落ちサビでUOを炊くと2年生になるとか言う話を聞いて笑っていた。
「飛んでいく」曲なので、そういう意味でミュージカル風のライブの一部として取り入れられて、普段のライブでも聴ける機会は多いような気がします。

 

飯田里穂さん

μ's屈指の頑張り屋さん。そして飽くなき挑戦心を持つお方。ピアノで弾き語り(アニサマや個人イベント等)したり、去年のクリスマスにはDJをしたり。
歌は等身大の女の子or女性なイメージが強い曲たちです。J-POPっぽい?(J-POPをよく知らないですが)
ただし、所々にあるメッセージ性の強い曲では自然と涙が流れてきます。

今年あったツアーでは、「Re:rippi」と題してりっぴーの昔から今までの曲をキャラソン含め披露。そのキャラソンの中でもラブライブ!が占める割合は大きく、恋のシグナルRin rin rin!、友情ノーチェンジ、Love wing bell、Hello, 星を数えてが披露されました。
今年のバースデーイベント(東京)ではふたりハピネスを歌唱。2年前に椿山荘のBD(秋のあなたの空遠く発売1ヶ月前)に「ユニットシングルのカップリングがめっちゃいい曲!」と聴いていたのもあり、個人的にとても感無量でした。幸せでハートを描こう。
普段のソロライブではあまりないですが、イベントで少し歌う時はラブライブ!の曲を歌ってくれることも珍しくはない印象。私は幸せです。

ソロの曲では、「キミへの帰り道」が畑さん作詞。直接的に言及した曲ではないですが、ファイナル直後のツアーで少し関連づけるような話もしていたのもあり、観客のペンライトも黄色に染まるコンテキスト溢れる曲になっています。
「Good luck for you&me」では、飯田さんが作詞。凛ちゃんというよりは、個人的にはこれはμ'sの各メンバーに語りかけてるような曲だなと感じています。”これからみんなはどこ行くの 私とは違う道?応援するよがんばろうね"


Pileさん

曲は激しい曲が多い。ドラムがドコドコドコドコする感じ。ただ、その曲に負けない力強すぎる歌声。しかもどれだけ歌っても平然としている。歌おばけ・・・
武道館ライブ、曲数40曲。全部一人で40曲歌うライブ。曲数の問題ではなく、ただでさえ激しい声量を要求する曲が多いのにそれを歌いきり、翌日は平然とお渡し&サイン会してくれました。。。

ラブライブ!の曲はアジアツアーで歌っていました。日本じゃないところに住んでる人はそういう曲を聴く機会も少ないからと。Pileさんのライブでは、Daring!!, soldier gameは外国でしか披露されていない。

武道館公演ではfeat. ラブライブ!として開催し、新田さんをゲストに呼んでno brand girls, Music S.T.A.R.T!!やSilent tonight, Snow halation, LOVELESS WORLDを歌ったり、ソロでそれは僕たちの奇跡愛してるばんざーい!を歌ったり。Pileさんも度々「ラブライブ!がなければ今こうして歌を続けられていなかった」と仰っていますし、何よりその「音楽を諦めかけていたけど諦めずに続けた」ことが真姫ちゃんとの共通点とも某手紙で語ってたり、ラブライブ!に対する想いの強さというか、感謝の気持ちが個人的には9人の中でも相当強い気がしています。

ソロ曲では、「P.S.ありがとう…」、この曲は歌詞カードを是非見て欲しい(調べたら出てくるとおもいます)。
見所は何よりも最後のサビ、本人も仰るように(武道館ではあえて仰らなかったですが)、落ちサビに「9人の中の」一番自分の好きな色に変える曲です。「誰か(μ'sの声優さんや関係者の方等)がライブに来た時に、あの光景を思い出せるように」と。
私はゾンビなので、あの9色の光をあえて見るためにTDCHではアリーナを譲り1階席へ、武道館ではアリーナを申し込まず2階席に行っていましたが、何度見ても美しく尊いものです。Pileさんのライブだから赤が多めかなと思いきや、そうでもなくきれいに9色になっている(ならなかったところを私は見たことがない)のが本当に凄いなと思います。


楠田亜衣奈さん

進化と成長と約束という2文字言葉が強い進化系HEROINEさん。ファンとの繋がりを意識させる歌詞が多い気がしていて、こだまさおりさん等が書く歌詞でエモに包まれます。割とぶっきらぼうな面もありますが、寂しがり屋な感じの一面も垣間見えたり。イベント時に「遊ぶ」という表現をよく使いますが、本当に「遊んでいる」ような、楽しいが詰まったライブ/イベントをしてくれます。楽曲は山田マンさんプロデュースで、山田さんが作曲している曲も多数、ハズレなしです。

ラブライブ!曲は、デビュー前のイベントではLOVELESS WORLD(作曲者山田マンも入れた生バンド)、純愛レンズ、僕らのLIVE 君とのLIFEなどを歌っていました。わたしは希推しなのもありますが、純愛レンズのフルが唯一流れたさんくっすん祭り大阪に行けたことは本当に幸福でした。

 特筆すべきイベントは、去年のさんくっすん祭り。FCで「歌って欲しい曲」を送るもので、結果的に各コンテンツ1つずつ歌われる感じでしたが、ラブライブ!で選ばれたのが「るてしキスキしてる」。希推しが多いとは思いますが、やはりみんな諦めきれていなかったのでしょう(私は諦めきれてなかったですよ)。あのイントロが流れた時の楠田さんの少し笑った顔が今でも忘れられません。

 ソロの曲として特筆すべきは「spring heart 」、カレンダーをイメージし各月をイメージした歌が収録されているアルバムですが、これは3月の曲で、テーマは「桜」「卒業」。過ぎていく時間とみんなと過ごした日々。あの日の絆は永遠に。2期9話を彷彿とさせるフレーズもとても好きです。

"そっと手のひらに舞い落ちた想いは あなたの愛が導いた輝く宝物だから"

"ねぇ あなたは今 笑っていますか?"

 

本当にありがとうございました・・・

久保ユリカさん

2016年2月にソロアーティストデビューし、2017年5月にアーティスト活動を休止した久保さん。久保さんのライブは、優しさに包まれた心地よい雰囲気とノリ、そして曲たちです。曲はアルバムを1つ買えばほぼ揃いますが、そのアルバムが半端ない濃さというか久保さんの今までを彷彿とさせる要素がいっぱいあるものになっています。

その一つがバンド「スムルース」、久保さんが高校生?の頃によく聴いていたらしいバンドさんです。スムルースさんは、(久保さんがデビューしたのが2016年2月ですが)惜しくもその前月、メンバーの病気により活動を休止していました。しかし、久保さん側の作詞作曲依頼で曲提供をし、2nd singleのSUMMER CHANCEでは作詞を、c/wの記憶コロコロでは作詞作曲をスムルースのボーカルである徳田さんが提供しています。なお、その後の3rd singleのありがとうの時間にも関わっており、アルバムに収録されている「スーパーカラフル」はなんとスムルースの楽曲のカバーになっています。

アルバムは久保さんの今までを彷彿させると記載しましたが、そうなるともちろんラブライブ!関係の方による楽曲も少なくありません。「これから」を作曲したミトさんによる「Capture You!」、「なわとび」を作曲したrinoさんによる「春風メロディ」、そして「Snow halation」を作詞作曲編曲した畑亜貴氏、山田高弘氏および中西亮輔氏による「セカイのスキがユメになる」。特に最後の「セカイのユメがスキになる」は、山田さんが「そういうつもり」で作っており、歌詞のBメロにも「花」「陽」の2文字が入っていたりと、素晴らしい1曲になっています。また、BD映像をよく聴けばわかるかもですが、ライブバージョンだけには「あの子」の声が入っていたり・・・。

アーティストとしての活動は一区切りですが、声優さんとしてイベントは続いていきますので、今後も期待して私もできる限りの応援をしていこうと思っています。

徳井青空さん

唯一のμ's声優内でソロアーティストデビューしていない方。と書くとアレですが、もちろん徳井さんや事務所に考えて活動されています。

piyo.fc2.com

まあ、くたばれ!!まけるな!!あくのぐんだん!などで漫画家としても活動していますし、ソロアーティストというよりは多彩な才能を活かした活動をしていくのが徳井さんらしいと思います。

そんな徳井さんなので、あまり歌メインのイベントはありませんが、カラオケ系のイベント(カラオケMAX、声優ジャー等)など、「徳井青空」として歌を歌うイベントに参加することはそこまで数は多くないですが機会はあります。そこではもちろん、μ'sの曲も時折披露されます(Snow halation, 僕らのLIVE 君とのLIFEなどが実績アリ)

そんな徳井さんですが、歌メインのライブが二度だけありました。内田さんと並び「声優」として様々な作品のキャラ愛に溢れる徳井さんが、徳井青空演じるキャラクターのみのキャラソンライブ、みらくる青空ナイトvol.9を東京と大阪で開催。「徳井青空」名義の歌は1曲もない、正にキャラソンの祭典でした。

東京は二部制で、さらに一部と二部でセトリもかなりの部分が入れ替わるもので、徳井さんの多くの曲を歌いきりたい熱意が伝わってきます。さらに、演出も全てのコンテンツに関して許諾を得て、映像化はしないものの演じるキャラクターと共に全曲を歌う、声優さんならではのライブでした。ラブライブ!の曲としては、にこっち曲の代名詞「にこぷり♡女子道」や「no brand girls」「夏色えがおで1,2 Jump!」に加え、2nd以来?となる「まほうつかいはじめました!」も二部では披露されました。

 そして、、、曲が来た瞬間に私はのけぞって声にならない声で叫んでしまっていたのですが、本邦初披露となる「HEART to HEART!」を一部で歌い、二部で「るてしキスキしてる」を歌い、FINALまでに披露されなかった2曲の披露となりました…この日に関しては私もその夜はずっと頭のネジが外れていた気がします。

 

 東京公演で発表された大阪の追加公演では、にこぷり、のーぶら、夏色に加え、「PSYCHIC FIRE」を披露。背景動画は、稼働2ヶ月目となるスクフェスACの ALL PERFECTのプレイ動画が流されました。徳井さんは大阪公演の少し前に関西巡りをしていましたが、そこで神戸三宮のタイトーステーション(ゲマズ前)の真ん中の筐体でプレイされていて、まさかこれが布石だとは誰が思っていたでしょうか…徳井さんはスクフェスACに関しても言及するツイートをよくしていて、気にしてくれているのが本当に嬉しい限りです。

そして‥大阪でももちろん来ました未披露曲。東京のライブでは「楽しい」という気持ちでいっぱいになったセトリのライブでしたが、大阪ではアンコールのミルキィホームズの「Day by Day」 など、セトリの選び方が完全にエモくさせに来ていて、そしてとどめの最後に歌ったのが「Paradise Live」でした。"またね またね きっとねまた会う日は近いよ その日まで待っててよね 約束だ"、徳井さんの想いとこの曲を最後に選んだ理由が歌詞に全てが込もっている気がします。

この徳井さんのイベントは「みらくる青空ナイト」という徳井さんプロデュースのイベント(内容は毎回違う)の一環だったので、次回の「みらくる青空ナイト」はまた毛色の違ったイベントになると思いますし、本当に唯一無二のイベントだったと思います。

 

おわりに

 

というわけで、9人の方々のご紹介でした。あまりソロイベントだからこその良さはあまり書ききれてないですが(趣旨と違うので)、 MC等にそれぞれの個性が出ていたり等しますし、ラブライブ!のイベントでのイメージしかない方はソロのイベントにいくと「こんな一面もあるのか!」と思うことが多くあると思います。

「私なんかが行っても・・・」と思う方も少なくないかもしれないですが、ファンの皆さんはどの現場についてもウェルカムですし、「いろんな人にもっと知って欲しい!」と思っている人が大半です。ぜひ、都合が合うイベントにふらっと行って見て頂けると幸いです。

何より、このような「キャラソン」を歌う声優さんのソロライブは、残念ながら様々な事情で円盤化されないのが通常です。そのため、結局自分の目と耳とその他全てを使って現地に感じに行くしかないわけで、是非足を運んでいただければと思います。


明日の記事は@amadamu333さんの「実はこの人が大好き→しゅかちゃん」です。
「実は」って何だって感じですが、個々の声優さんを好きな理由って様々で面白いですよね。
期待しましょう。

何故一部のμ's原理主義者はPDPに批判的なのか?

(2017/10/5の投稿の再掲です)

 

※1個人の考えですが、私(所謂μ's原理主義者)がまわりの原理主義者と呼ばれる人の考えを想像して書いたものなので、「でしょう」「思われる」等の言い回しが多いですが、ご容赦ください。あくまでも、「私が思う客観」という主観です。

この文を書いた目的は、タイトルの部分に答えを出すというところももちろんありますが、 原理主義者ではない人に「原理主義者とやらはこういう考えをしてきたんだな」と言うことを知ってもらいたい、という点もあります。 別にだから発言を全て認めろ、ということではなく、一意見として捉えて頂きたく。

本文では、μ'sについてどのような物語があり、視聴者としての原理主義者(私(たち))がどのようなのことをどのように考えていったから、今このように思っているか、を時系列的に記載しています。 PDP発表までの考えを記載した後、補足的に少し細かい話を記載しています。

本文

最初(アニメ1期〜2期がやっていたころ)はみんなμ'sが終わって欲しいなんて考えていないはず。

2期の1つのテーマに「卒業」があり、2014年から終わりを意識させられることはありました。 ただし、2期は13話で「まだまだ終わらない」ことが分かり、「終わることが良いことか」について深く考えてる人はあまりいなかったと思われます。

μ'sの「終わり」をまっすぐ突きつけられたのが、2015年6月、劇場版。 言うまでもなく、今まであった「続く」という救いはない、きれいな終わり方でした。 歌の歌詞には救いをほのめかす言葉はあった(「また会おう、呼んでくれるかい?」など・・・)が、アニメの物語としては本当に「最後のライブ」。 この劇場版をつきつけられて、真っ先に「μ's終わっちゃったけど良かった!」と考えることは(少なくとも私には)できなかった。結局本音は終わって欲しくないのだ。でもアニメの9人はそれを選んでしまった。 いや、もともと9人は2期でも終わることを選んでいた。ただ物語として続きがあったから、内心は安心して視聴者として物語を「良かった」と言えた。

・・・思えばこの時(2期)から、矛盾だらけだったのかもしれない。「μ'sが終わる選択をした!その想いに感動した!」と言いながら、内心は「μ'sは続くから安心」している。逆に言うと、その安心があったからこそ安易に終わる選択をしたあの物語を良かったと受け止められていた(矛盾だらけだね)。

(この矛盾からおかしいとかそういう話をしたいのではなく、当時はこう考えていただろうな、という記憶からの事実説明です)

話を劇場版に戻して、「終わり」を突きつけられた私たちはどうするか。 もちろん、μ's9人の決めたことに反対することなんてできない。反対しても何も変わらないし、意味がないから。 しかも、劇場版の中で「終わるか終わらないか」はかなり大きなテーマであり、「μ'sが終わらない」ことに対する否定的な考えがメンバー含め最終的には一致し、終わることを決めたという物語のため、反対する選択肢はそうそう取れません。 そうなると、結局しないといけないことは「μ's9人が決めたことが正解だという理由を考えて納得する」ということ。 少し言い換えると、「μ'sは終わるのが正解」と考える人になること。 「復活」の是非については人によって考えが異なると思いますが、とりあえず劇場版のあの決定については正しいという理由を必死に考えるわけです。

上記、なんでそこまで必死に、と思う人もいるかもしれません。が、(アニメなりライブなりで)μ'sにたくさんの好きと楽しい想いを貰い、μ'sに応援していこう、μ'sについていこうという想いが強い人ほど、今後もμ'sをまっすぐ見つめて追いかけていく上でモヤモヤした考えでいたくないと思ってるのではないかと思います。はっきり肯定した上で、向き合っていきたいと。

答え(もしくはそれに近いもの)が出るまでものすごく時間がかかりました。1週間なんてもんじゃありません。 (わたしは2ヶ月経ってもこの有様です)

私は劇場版を何回も何回も見て、最後の曲に苦しみに近い感覚を始めは覚えながらも、2~3ヶ月ほどたってようやくある程度まっすぐμ'sを応援していけるように自分の考えが整理できてきました。 すなわち、「μ'sが終わるのが正解」と考えること。

ちょっと脱線して余談になりますが、時期が悪かったのは、Aqoursが初めてG'sで出て来たのが2015年3月30日、1st single発売が同年10月7日、 すなわちsingle発売でざわざわしてたのがちょうど劇場版の頃。 個人的に、あの時期にAqoursのことを考える余裕はありませんでした。どちらかというと否定的な考えでした。μ'sのことすら考える余裕がないところへ急に続編(というと語弊がありますが)が出て来てほらこっちを見ろと言わんばかりの宣伝。 それもあり、非常に個人的な好き嫌いで申し訳ないですがきみここは今でも好きには傾いていません。。。 (これは単なる私の言い訳です。ただ、こういう時期的な理由でAqoursに否定的な考えを持つ人が増えた可能性はあるかなとも思ってます・・・)

話を戻して、劇場版を通して新しくできた自分の考えをもとに考えていると、アニメに深く関わって来た声優さんたちのライブについても同じような考えになってきます(これは割と劇場版公開直後のツイートですが…)。

そして、予想が的中(?)してしまい、2015年12月5日、μ'sのFinal Lovelive!〜μ'sic forever〜が発表されました。 個人的な話で恐縮ですが、内田さん2nd Liveの打ち上げ後、知人宅で取り乱したのは本当に申し訳なかった(心の底から)。 この時までも、ある程度は「声優さんライブは終わらないだろう」とか考えている人も少なくなかったかもしれません。もしかするとその上である程度の矛盾がある上で自分を納得させていた人もいたかもしれません。 ただし、ここでまた「声優ライブとしての最後」を突きつけられました。

声優ライブの終わりについては、理由はもちろんアニメのように多くは語られていませんが、やはりμ'sを好きでいたい人たちはそれを受け入れる準備をします。その中には、「終わるのが正解」ということを再び考える人も少なくないでしょう。

Final Live、2016年3月31日と4月1日の2日、μ'sの中の人9人の考えを直に聞き、「μ'sは終わることが正解」と考えるために自分で持った考えに、更に色んなことをプラスされたと思います。

上記のように、何度もμ'sの終わりを突きつけられ、少なくとも私は「終わるのが正解であるかどうか」について必死に考えてきました。多くの方々もそうだと思っています。そうしてでてきた結論には様々な想いがあるため具体的なことも一般的なことも言えませんが、その中に一部「これ以上続けるのは駄目」と考える人がいておかしくないと思います(思いませんか?)。

また続けることになると自分が必死に必死に考えてできた結論を否定することになる。μ'sに責任転嫁をしたいわけではありませんが、「μ'sを続けるのはノーで、終わらせないといけない」と考えていたことも大きいと思います。

もちろん、心の底からμ'sに戻って来て欲しくない人なんていないと思っています。 ただし、一度「終わるのが正解」と決め、深く考えている以上、「再開する」ということへのハードルは高い。 簡単に、「μ'sがおまけ程度」に見えるやり方で再開を発表することについて、拒否感を示す人は少なくないと思います。

おまけ程度に見えると言いましたが、もちろん見え方は主観なので、結局人それぞれ違います。 ただし、PDPに関しては、「μ'sだけを好きでいる」人たちにとっては、その他は不要なわけです。 むしろ、μ'sより今後のグッズ展開・ライブ等のイベントが約束されているグループがあるのに、μ'sはグッズ展開すらまともにされない。そう比較してしまうと、「おまけ程度」やら「客寄せパンダ」と考えてしまう人が出てくることについては私は理解できます。

補足的なこと

ラブライブ!はメディアミックス作品(コミック、アニメ、ソシャゲ、アーケードなどなど色々なメディア展開をしている作品)だが、そこの区分けができるかは人それぞれです。 (アニメしか知らない人、アニメとライブしか知らない人、コミックもスクフェス時空もドラマCD等全部知ってる人それぞれいます。それぞれのメディアのシナリオ展開やらキャラクター性が違うところも特徴ですが。) ただし、μ'sはアニメが始まってからはアニメが占める割合は大きく、特にアニメが声優さんの活躍の象徴(どんどん有名になっていくところとか)でもあったので、声優さんの活動(特にライブ)とアニメは密接に結びついてる人が多いと思われます。 むしろ、「終わる」という点については、上記話した通りとてもシンクロしています。 だからこそ、新田さんがPDPの発表の場に出て来たことについて、(スクフェス等はボイス収録はFinal後もしていそうのはまあ想像できた範囲ですが)かなり大きな意味を持つ話になったのかなと思います。 (Aqoursとμ'sの絡みについてはメディアミックスの違いを理解できる人とできない人の違いかなと思います。ただ理解は強要して欲しくないなと思います。これは個人的には時間で「こんなものか」と分かっていくものかなぁと。。。スクフェス時空も最終的には何も批判ないですし。)

人間、全ての発言は理にかなっているわけではありません。上記のような「長い間考えた考え」を持って、自分のスタンスがあるからこそその立場を守る(というか自分を間違ってるという意見を否定する)ために戯言を言うことはどのスタンスでもあると思います。もちろん、自分のヒステリックな発言を正当化したいわけではないですが、「人間誰しもそんなものじゃないかな」と私は思いますし、別のスタンスの人がヒステリックになる気持ちも(立場を考慮すると)理解できなくもないかなと。

どう考えるのが正しい、なんてことを議論しても仕方ないし、人間は感情で動く部分も大きいので、それはそれでいいと思っています。 ただ、あまり自分のスタンスの上での「安直な」考えで他人の考えを批判することはして欲しくないし、私もしないようにしたいと思っています。 (それでも皮肉を言ったりするのはご愛嬌)

結論:こじらせたオタクは面倒くさい

上記の話が他人の意見を見る上での一つの別視点となれば幸いです。 意見・コメント・その他何か申したいことがあれば @star_TF まで。

μ'sの物語とAqoursの物語

(2016/12/5に投稿したものの再掲です)

 

この記事はラブライブ! Advent Calendar 2016の5日目の記事として公開されています。

昨日の記事は、@shanonimさんのラブライブの二次創作についてにでした。 二次創作は、他の人の「ラブライブ!観」がよく見えるもので、言わば普通のオタクが感想とか妄想とかを色々話しているものが形になった感じですよね。 勿論全部の作品が受け入れられるわけではないところはありますが、色々な人の考えを見れば見るほど良いところは更に良くなって感じられる気がします。

あれから一年

本題に入る前に。。。 本日は12/5ですが、ちょうど一年前の2016/12/5には大きなイベントがありました。 1つは内田彩さんの有明コロシアム公演、「2nd LIVE Blooming!咲き誇れみんな」がありました。 個人的には妄想ストーリーテラーがもの凄く印象に残っています。ライブでしか見られない楽曲の一面が垣間見えました。 また、前日にはミュージックステーションにμ'sが(8人ですが)出演してKiRa-KiRa Sensation!を歌うなど、この頃のμ'sの勢いは留まることを知らない状況でした。

そして。。。2016/12/5は、TOKYO MX他でラブライブ!の特番があり、FINAL LOVELIVE! 〜μ'sic Forever〜の開催が告げられた日でした。

劇場版において、μ'sの最後のライブまでが描かれ、ファンの人に「終わりという存在」を、そして限られた時間の中で精一杯輝こうとするスクールアイドルの素晴らしさを知らしめましたが、アニメだけでなく、中の人のライブイベントとしても最後が告げられてしまいました。

どのようにこの事実を受け取ったかは皆さん個々にあると思いますが、私としては「劇場版のあの流れをやってしまうとしたら、ライブも最後であって然るべき」という気持ちがある程度はあったので、混乱しながらも納得はしてしまってた気がします。

あれから1年、FINALライブのBlu-rayも発売し、μ'sの中の9人も個々に活躍しています。 武道館ライブをした人も何人か。海外公演も頻繁に行われており、濃い1年が過ぎたなと思います。

そんな今日に、皆さんの今の気持ちは大切に、半年前・1年前・それよりもっと前に皆さんが「ラブライブ!μ's」に対してどう思ってたか、思い返したりして欲しいなと思います。 今は少し離れてしまった人でも、過去に「好き」だった想いは嘘じゃないと思いますし。

μ'sの物語とAqoursの物語

はじめに

本題までが長くなってしまいましたが、本題のタイトルは「μ'sの物語とAqoursの物語」にしました。 個人的にあまり直接的な比較はしたくないと心の底では思いつつ、やはりサンシャイン!!が「μ'sに憧れた」千歌ちゃんやAqoursメンバーが紡ぐ物語である以上、多かれ少なかれ対比させてしまうところが皆にもあるのではないかなと思います。 そして、「Aqoursはμ'sと違う物語を作って欲しい」と感じてる人もきっと少なくない…と思います。(少なくないよね…?)

Aqoursもアニメの1期が終わり、ある程度物語も進んで来たということで、本記事では、μ'sの物語とAqoursの物語を対比させて個人的に大きな「違い」があるなと思った部分を記載しています。 個人の感覚の部分が大きいので、「いやいやいや」って思う部分もあるかもしれないですが、弱い1オタクの考えと思って見て頂ければ。

「個」と「個同士の関係」

私の感じた結論から先に言いますと、μ'sとAqoursの物語の描かれ方の違いの一つが、μ'sは「個の想い」が強いのに対し、Aqoursは「個同士の関係」が強いという点があると私は感じています。「個同士の関係」というのは、簡単に言えばカップリングの素になる、「誰かが誰かを想う」という要素です。

もちろん、だからと言ってμ'sに個同士の関係がないわけでも、Aqoursに個の想いがないわけでもなく、単にそれぞれの要素が占める割合が大きいということです。 スクールアイドルとして9人で物語を紡いで行くためには、「個の想い」も「個同士の関係」もそれぞれある程度ないと良い物語はできないと思いますし、「個の想い」の強さが「個同士の関係」によって深められている、もしくは逆のパターンも多くあると思っている上での感想です。

アニメの描かれ方の違い

私がAqoursに対して上記の「個同士の関係」の強さが際立っているな、と感じたのは、9話「未熟DREAMER」でした。 3年生についてのお話でしたが、「果南ちゃんが鞠莉ちゃんの怪我を見かねて歌わなかった」。一方で「鞠莉ちゃんは自分のための留学なんてどうでも良いくらい3年生組とスクールアイドルをやることが楽しかった」、という、「自分以外」に対する想いが強すぎて、そしてすれ違う。そんなお話でした。 更に、未熟DREAMERの歌詞も相まって(後述)、サンシャイン!!の「個同士の関係」に気づかされました。

9話だけでなく、その後の11話「友情ヨーソロー」でも同様。曜ちゃんが千歌ちゃんを、そして千歌ちゃんが曜ちゃんを想いすぎたからこそのすれ違い。なんかバカップルみたいですね。末永く爆発しろってヤツ。

一方のμ'sは、1期だけ見ても個人がどう想っているかという点が強く表現されていました。 4話の「まきりんぱな」の花陽ちゃんのスクールアイドルに対する想いの強さ、8話の「やりたいことは」の絵里ちの本当はやりたいことなのにできないもどかしさ、9話「Wonder Zone」のことりちゃんの秋葉原メイド喫茶で働いている時の楽しいという気持ち。他のメンバーからのアドバイスや時には衝突もありながらも、最終的には一人の子の決断・結果に繋がっていくものになっています。

最後の留学に関しては、ある程度「個同士の関係」(ことりちゃん→穂乃果ちゃん)が見えるものになっています。ただ、穂乃果ちゃんは「私が嫌だから留学に行かないで(意訳)」と自分を主眼(ワガママとも言う)にしているところが印象的で、果南ちゃんが「鞠莉のためになるから」留学に行くべき、と言っていた点とは対象的だなと感じます。

楽曲について

Aqoursの楽曲は、「個同士の関係」を強調したものが目立ち、先述のアニメで描かれた内容で更に楽曲が際立つようになっている気がしています。 下記に個人的そこらへんの内容が際立つ歌詞を抜粋(あんまり歌詞を書きすぎるとマズそうなので全体はリンク先をご覧下さい)。

未熟DREAMER」 アニメ9話挿入歌。 http://www.kasi-time.com/item-79777.html

1番Aメロ2回目

言葉だけじゃ足りない〜ずっと気になってた

サビ

みんなとなら 乗り越えられる これからなんだね お互いがんばろうよ

Dメロ

やっとひとつになれそうな僕たちだから 本音ぶつけあうとこから始めよう

一言で言うと「このみんなだから頑張れる、進んでいけるんだ」という曲。 お互いを想いすぎるAqoursのメンバーだからこそ、この「みんな」に向けた歌詞の意味は大きいなと。

「ハミングフレンド」 青空Jumping HeartのB面。

http://www.kasi-time.com/item-79501.html

1番Aメロ

どっちの服が似合うかな〜こっちだよって言ってくれたマイフレンド

2番Aメロ

きっとさ不純なキモチに〜しっかりしなって言ってくれたマイフレンド

2番Bメロ

隠しててもホントは〜ケンカもしちゃうけど

いやー、この曲最初聴いた時からなんかヤバいにおいを感じていましたが、上記のことに気づいてからはもう個人的サンシャイン!!最強の曲と化しました。 一言で表すと「お互い助け合って君と一緒に進んで行こう」という感じかなとおもいますが、お互いを大切に想いすぎるAqoursだからこそエモさが増します。 迷ってたら誰かが助ける、不安だったら誰かが励ます。アニメでそういう描写があるごとに、この曲の破壊力は増していく気がします。

μ'sでは友情とかそういうものがテーマの曲に友情ノーチェンジがありますが、これは歌詞も応援ソングっぽい感じで、上記の2曲のような「君だからこそ」といった意味は薄いかなと感じます。

μ'sは、みんなの力を借りてそれぞれのメンバーが自分の「やりたいこと」を叶え、成長していく物語と、その上で9人のμ'sとして歌い、新たなステージに進んでいく物語と思っていて、個々が成長した内容とかそういうものを踏まえるとエモい曲が数えきれないくらいあります。 1曲だけ例を挙げると、START:DASH!!、この曲は「START」と「DASH」の2つの単語がテーマで、アニメで2回歌いましたが1回目の穂乃果ちゃんたち3人のガラガラの講堂から「やりたいから」という想いを見つけた「START」「DASH」。2回目のμ's9人の講堂を埋めて新しい夢に向かって行く「START」「DASH」の意味は全然違うものになっていますが、それぞれ大きな意味を持つものになっていると思います。 加えて、Solo Liveを聞くと、それぞれのメンバーの「いま」、そしてこれから「やりたいこと」、9人の「START」「DASH」がある。そう感じられるのは、やはり個々の想いの強さによってなされるものな気がします。

サンシャイン!!へのこれからへの期待

色々書きましたが、個人的にはもともとμ'sが大好きなのは「個」の想いの強さが大きい理由としてあるので、サンシャイン!!の二期ではもう少し踏み込んで9人それぞれがどうありたくて「やりたいこと」は何か、というところを見せて欲しいなと思っています。 μ'sと同じであって欲しいというわけではなく、Aqoursのメンバーはμ'sメンバーとは生まれ育ちも違うでしょうから、また違った「やりたいこと」があるんじゃないかなと思っています。

個の想いや個同士の想いは原動力でしかないので、そこから作られていく物語は色んな形があると思いますし、どんな物語を紡いでいくのか1オタクとして見守っていこうと思います。

最後になりますが、カップリングで言うなら何故ちかなんが目立っていないのか意義を唱えたいところであります(真顔)